私は、以下の二つの作業環境を併用しています。いずれにしてもpTeXとGhostScriptは必須です。プレゼン資料などに貼付けるために、数式のみを独立画像として作るのには、"LaTeX Equation Editor"に日本語環境対応パッチ(対応の意味がちょっと難しいが、、、)があてられたものを使用しています。(詳細は後述)
ただし私の印刷環境(EPS GhostScript7.07.1+Ricoh imagio Neo C320 をEthernet接続してRPDL III で使用< RPDL IVでは印刷そのものができなかった)では、MxDviできちんと見えているのに印刷するとモザイク画みたいなだめだめ印刷になってしまいました。プリンタをUSB 接続したCanon BJ F870に替えればきれいに印刷されるので、プリンタ設定の不具合だと思います。
そこで「アプリケーション」フォルダの「ユーティリティ」フォルダにある"ターミナル(terminal)"アプリを起動して、下記の要領で検索パスに /usr/local/bin を追加します。以下の解説で黒字部分は自分でキー操作する部分、青字部分は画面表示される文字です。
cd /etc ←ターミナルアプリのウインドウに自分で打ち込む
sudo vi profile ←root 権限を取得して、vi エディタで profile ファイルを編集する
We trust you have received the usual lecture from the local System
Administrator. It usually boils down to these two things:
#1) Respect the privacy of others.
#2) Think before you type.
Password:ここに管理者(rootユーザ)のパスワードを入れる。
パスワードがあっていれば、vi エディタによる編集画面になります
# System-wide .profile for sh(1)
PATH="/bin:/sbin:/usr/bin:/usr/sbin" ←ここの行にパスを追加する
export PATH
[ -r /etc/bashrc ] && source /etc/bashrc
PATHで始まる行の、最後の/usr/sbinのnの部分にカーソルを持ってきて小文字のaを押す。するとsbinの後ろに文字を挿入することができるので :/usr/local/bin を書き加えます。
(間違ってほかのキーを押したりしたらescキーを押してやり直しです。
escキーのあとでxを押すとカーソルの前の一文字を消すことができます。)
# System-wide .profile for sh(1) PATH="/bin:/sbin:/usr/bin:/usr/sbin:/usr/local/bin" export PATH [ -r /etc/bashrc ] && source /etc/bashrcこのように変更することができたらescキーを押してから、ZZ(大文字のZを二連発)でファイルセーブして編集終了。 その後Macの再起動をかけることで変更内容が反映されてTeXやGSが使えるようになります。
次に自分のホームディレクトリ(ファインダーで家のマークのアイコンをクリックしていけるところ)の「ライブラリ」フォルダの中に新しく「texmf」フォルダを作ってください。さらにその中に「tex」フォルダを作り、またその中に「latex」という名称のフォルダを作ります。(名称はすべて半角英子文字です。~/Library/texmf/tex/latex というフォルダを作ったことになります。)
最初のtexshop フォルダの中には、"pdfsync.sty"というファイルがあります。これを先ほど作った「latex」フォルダに入れてください。これで導入は完了です。
またtexshopフォルダ内には、TeXShop_Folderというフォルダがあります。(なんだかなーなネーミングですが)この中に「日本語版について」という注意書きがあります、重要なことが書かれていますので必ず参照してください。
「TeXShop」アプリの「環境設定...」を開くと設定ウインドウが表示されます。この左下隅に「設定プロファイル」という選択メニューがあります。インストールした"pTeX"パッケージが小川さん版など代表的なパッケージであれば、この設定プロファイルで選択するだけで、すべての設定を自動で適切に行うことができます。自動設定後は、同じく環境設定ウインドウにある「内部設定」という項目の「パス設定」欄を確認してください。ここにtexやlatex、GhostScript(gs)の実行形ファイルがある場所までのパスが正しく書き込まれていることを確認してください。(私の場合、pTeXは小川版で、正しいパスは /usr/local/bin に自動で設定できていました。これらのことは「日本語版について」に書かれています。)
最終的にはここから(tkobaさん->立命館大学池田研の小林さん?)ダウンロードしたパッチがあたった LaTeX Equation Editorを使うことでTeXコードで書いた数式のPDF画像化が、うまくいきました。ただしこのパッチがあたったものでも、日本語TeXで使える\Deltaなど\マークを使って式コードを書くとだめです。 LaTeX Equation Editor に式を書き込むにはバックスラッシュを使わなければいけません。
"LaTeX Equation Editor"に日本語環境パッチがあたっているもの(以下、Eq Editor)を使うにはちょっとコツがいりましたので、いかにコツを書きたいと思います。
ここでMacOS標準添付の「テキストエディット」(TextEdit.app)を使います。miなどで書いたTeXファイルをテキストエディットで開いて、これの検索置換機能を使います。テキストエディットの置換設定枠は文字パレットから入力したバックスラッシュをそのまま保持してくれるので、\をバックスラッシュに一括置換することができます。これで作ったTeXコードの数式部分をEq Editorにドラッグ&ドロップで与えればよいのです。
TeXShopに関する追加 Jan 16,2004
日本語対応されているTeXShop1.33では(それ以外もなっているかもしれませんが、確認する意思なし)、\マークで書かれた日本語TeX原稿を開くと\マークの部分をバックスラッシュで表示するようになっています。ところがこれの一部をドラッグ&ドロップすると自動で\マークに戻すようになっています。これは他の日本語TeXシステムとの整合性のための機能と思われます。ここでTeXShopの「編集」メニューの中をみると「クリップボードでバックスラッシュを\に変換」という項目があり、デフォルトで有効となっています。このチェックマークを外してから、必要部分を選択してEq Editorにコピー&ペーストすれば、バックスラッシュのままの原稿が保持されて、うまく数式コードからpdf画像が作成できました。
以下のような数式コードがあったときに、EqEditorにコードを与えるには、\begin{equation}と\end{equation}を除いた中身(赤字部分)だけでかまいません。
\begin{eqation}
C_{X1}(1)=\frac{4\sqrt{2}}{\beta}
\end{eqation}
\begin{eqnarray}
C_{X2}(1)&=&\frac{4\sqrt{2}}{\beta}\\
C_{X3}(1)E_x^n&=&-\sqrt{2} \beta
\end{eqnarray}
そこでEq Editorに与えたるためには以下のように、\begin{array}を付けて行列(array)として指定します。\begin{array}のあとの{rcl}は、&で区切られた列の文字の配置を意味していて、rclで一列目は右寄せ、二列目はセンタリング、三列目は左寄せとなります。これで各行の=の位置をそろえて、左辺は右に、右辺は左に寄せた、式として見栄えの良い配置(と私は感じるのですが)になります。
\begin{array}{rcl}
C_{X2}(1)&=&\frac{4\sqrt{2}}{\beta}\\
C_{X3}(1)E_x^n&=&-\sqrt{2} \beta
\end{array}